山東菜/サントウサイ

サントウサイの概要

サントウサイにおいてベカ菜との別名は、荒川や江戸川においてその運搬をベカ舟によって行われていたことに由来しており、東京やその周辺で栽培されてきました。サントウサイは明治時代の初めに日本へ伝わったと考えられており、原産地は中国広東省と言われています。白菜(ハクサイ)に属し、その仲間となる種類では丸葉と切葉があります。前者は非結球であり、丸葉が特徴です。後者は、結球を形成する部分が茎の根元であり、切葉の葉が特徴です。古くは、山東菜(サントウサイ)の塩漬けがどこの家庭でも見られたと言われており、結球するハクサイが一般に広まるまでは主な漬け菜だったと考えられています。

サントウサイ/期待される効能・効果

サントウサイには、肌を美しくしたり、皮膚や粘膜を守ったりする働きがあると言われています。また、癌や血栓の発生を防いだり、便秘の改善にも有用とされます。更に糖尿病や動脈硬化の予防にも役立つと考えられています。含有されるサントウサイの成分では食物繊維、アリルイソチオシアネート、グルコシノレート、βカロテン、カルシウム、鉄分などがあります。食物繊維は、癌や糖尿病、動脈硬化の予防に有用と考えられており、コレステロールや排便量を増加させる働きがあると言われています。また、腸内に生息する善玉菌を活発にさせる作用もあると言われています。アリルイソチオシアネートは血栓を防いだり、癌の予防に役立つと言われています。イオウ化合物であり、辛味成分でもあります。グルコシノレートは酵素作用からアリルイソチオシアネート類に転換される性質があります。解毒の働きを向上させ、体の外に発癌物質を排泄させる作用があると言われています。βカロテンは活性酸素を抑える働きがあり、その含有量は通常のハクサイの何倍もあると言われています。カルシウムは骨を強化する作用があることで知られており、鉄分は血液の材料ともなる成分です。