サヤインゲン

いんげんまめの若さやのことを莢隠元(サヤインゲン)と言います。サヤインゲンはマメ科に属し、一莢は凡そ七グラム前後となります。三度豆とも呼ばれ、これは一年の間に数回収穫できることが語源になっています。サヤインゲンには、「どじょういんげん」や「モロッコインゲン」などの品種があり、どじょういんげんは、大型で莢も長いものとなっています。一方モロッコインゲンは、幅広になっています。他にも筋なしの品種が近頃では用いられています。日本におけるサヤインゲンの産地は千葉県や福島県、鹿児島県といった地域で、旬は六月から九月にかけてが該当します。調理では、浸し物や和え物、炒め物、サラダ、つけあわせ、天ぷらといったものに使われています。

サヤインゲン/期待される効能・効果

サヤインゲンは、「さやえんどう」や「じゅうろくささげ」などと同じく若さやを利用し、このさや豆には共通して、タンパク質、カロテン、ビタミンB1、ビタミンB2、カリウム、食物繊維などが豊富に含まれています。ただし、さやいんげんは、さや豆の中では栄養価が低いと言われていますが、カロテンはトマトと同じぐらいあるとされます。カロテンは、体内において必要量だけビタミンAに変換され、抗酸化性を有します。また、皮膚や粘膜の健康を維持する働きや、夜盲症の改善に有効とされています。食物繊維は、胃の中で水分を吸収するため、膨張して満腹感を与えてくれます。最近ではこういった食物繊維を利用したダイエットに人気が出ています。