莢隠元/サヤインゲン(若ざや・生)

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いんげんまめ・莢隠元/サヤインゲン・若ざや・生

「 いんげんまめ・莢隠元/サヤインゲン・若ざや・生」に関して1本約7g中の カロリーを国の基準で評価した場合、0.0805%含有し、1.61k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる1本約7g中の 成分は、モリブデン(9.52%:2.38μg)、次はビタミンK(2.8%:4.2μg)、そして、葉酸(1.46%:3.5μg)、食物繊維(0.9333%:0.168g)、カリウム(0.91%:18.2mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆1%
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サヤインゲン


莢隠元は、マメ科インゲン属に分類され、原産地は中央アメリカとなります。十六世紀以降にヨーロッパへ渡り、日本へは中国からインゲン禅師が持ち帰ったと言い伝えられています。現在のインゲンマメは幕末に導入された品種が分化したもので、完熟した豆を食用にする品種と若莢を食用にする品種に分類されています。若莢用は、莢隠元と呼ばれるもので、「尺五寸」と呼ばれる品種と大きく柔らかい「どじょういんげん」が一番多く栽培されています。これらはケンタッキーワンダーとその分化形から派生したもので、衣笠(きぬがさ)や新衣笠はその味に高い評価がなされています。また莢幅が広く平莢となる「モロッコ」や「サーベル」と言われるごく細の丸莢は1980前後に渡来しました。莢隠元の栄養面では良質のタンパク質と共に、カロテンなどのビタミン類が豊富に含まれています。さや用のインゲンマメは全国各地で栽培されており、千葉県、鹿児島県、福島県などが知られています。一莢は凡そ五グラム前後で、一年に数回収穫されることから三度豆とも言われています。近年のサヤインゲンでは、筋が存在しない品種も用いられています。旬は六月から九月に掛けてが該当し、利用法は、天ぷら、浸し物、サラダ、和え物、つけあわせ、炒め物となります。
別名:さいとう(菜豆)、さんどまめ廃棄部位:すじ及び両端