高菜/タカナ

タカナは国内で暖かい環境下にある九州地方を主軸に栽培されていますが、もともとは中国から渡来したものと考えられています。原産地は中央アジアと言われており、それがシルクロードを経由して中国へ伝播していったものと推測されています。仲間となるタカナの種類では、大葉、柳川、三池、カツオ菜といったものがあります。大葉高菜は、東北地方を中心にして栽培されている品種であり、肉厚の葉が特徴です。仲間の中では最も大きいと言われており、漬物として利用されています。柳川タカナは福岡県の柳川で古くから栽培されている品種であり、鮮緑色の葉が特徴です。三池たかなは漬物用として福岡県で使われている主なタカナの品種です。葉にはシワが多くあり、広くなっている点が特徴です。カツオ菜も福岡県で栽培されているタカナの品種であり、特にちり鍋といった博多名物の煮物に使われていることで知られています。こちらはカキ菜とも呼ばれていますが、これは収穫の際、かきとるように葉をとるためです。尚、高菜は別名で大葉芥(オオバガラシ)とも呼ばれています。

タカナ/期待される効能・効果

免疫を高めたり、便秘の改善、皮膚や粘膜を守る働きがあると言われています。また、癌や血栓の発生を防ぐ作用もあるとされます。その他、高血圧や動脈硬化、糖尿病の予防にも有用とされます。含有される成分では、食物繊維やアリルイソチオシアネート、グルコシノレート、βカロテン、ビタミンKなどがあります。食物繊維は、整腸作用や抗癌作用があると言われています。コレステロールや有害物質、老廃物、糖質などの吸収を腸管において阻害するため、動脈硬化や癌、糖尿病の予防に役立つと言われています。アリルイソチオシアネートは、血栓を防ぐ作用や癌を予防する働きがあると言われています。イオウ化合物であり、辛味成分でもあります。グルコシノレートは酵素作用によってアリルイソチオシアネート類に転換される性質があり、解毒や抗癌作用があると考えられています。βカロテンは抗酸化物質であり、皮膚及び粘膜を健康に維持する作用があると考えられていることから細胞の老化を防ぐのに有用とされます。ビタミンKは利尿の働きの他、解毒や止血などの作用もあると言われています。