トウモロコシ/スイート種等

トウモロコシの概要

トウモロコシが世界へ広まったのはコロンブスが新大陸を見つけてからで、アメリカ大陸が原産地となります。これは玉蜀黍の種子がメキシコの遺跡から発見されているためで、その歴史は紀元前五千年頃に遡ります。日本では江戸時代からトウモロコシが広く見られるようになりましたが、もともとは十六世紀以降にポルトガルか中国から渡来したものと推測されています。仲間となるトウモロコシの種類では、スイート種をはじめ、ソフト種、ポップ種、フリント種、ワキシー種、デント種があります。スイート種は生で食されるだけでなく、冷凍されたり缶詰として用いられています。強い甘味と柔軟性のある果皮が特徴です。ヤングコーンと言われるものは、このスイート種の未熟な雌穂を採取したもので、ベビーコーンとも呼ばれています。ソフト種は粒の大きい種類がジャイアントコーンに加工されており、その他、コーンスターチにも使われます。ポップ種はいわゆるポップコーンに使われているものです。フリント種はコーンスターチ及びコーングリッツに加工されており、固い粒が特徴です。ワキシー種はもち種です。デント種は飼料としてのコーンスターチに向いており、粒が直接利用されています。また、粒が大きくなっています。尚、とうもろこしは別名で南蛮黍(なんばんきび)や唐黍(とうきび)と呼ばれることもあります。

トウモロコシ/期待される効能・効果

癌やアレルギーの発生を抑える作用があると言われています。また、視力を保つ働きを改善したり、皮膚や粘膜を守る作用、整腸作用などがあるとされます。その他、動脈硬化の予防にも有用とされます。含有される成分では、食物繊維やリノール酸、ルテイン、クリプトキサンチン、ゼアキサンチンなどがあります。食物繊維は腸内環境を整える作用があると言われています。リノール酸は、過剰摂取によって血栓の発生が心配されていますが、適度の摂取量であればコレステロールを減少させる働きがあると言われています。いわゆる必須脂肪酸です。ルテインは視力が落ちるのを防いだり、活性酸素を除去する働きがあると言われています。クリプトキサンチンにも視力が落ちるのを防ぐ作用があると考えられており、黄色の色素成分となります。加えてゼアキサンチンにも視力低下を防止する働きがあると言われています。また、皮膚や目における粘膜を守る他、抗酸化物質であることから癌の予防にも有用とされています。更に糖尿病や動脈硬化の予防にも役立つと考えられており、カロテノイド系の黄色の色素成分となります。