独活/ウド

独活/ウドの概要

「ウドの大木」で知られるウドのことで、「ウドの大木」とは、大きくなり過ぎたウドは、食用や他のことで利用できず、大きいだけで、何の役にも立たないという意味があります。この野菜は、ウコギ科に属する多年草で、古くから薬用として用いられてきた経緯があり、日本をはじめ、中国東北部や朝鮮半島などに野生していると言われています。日本原産では、数少ない野菜の一つで、この野菜を食用としているのは日本のみとなっています。延喜式や本草和名といった古書では、独活や宇都、宇土として記載されています。江戸時代の農業書には、ウドの名称もあちこちに散見され、一般に普及していたものと考えられています。また、促成軟化栽培の方法も記されています。野生のウドは風味が良く高い香りを持っていて、栽培品よりも優れていると評価されています。調理では、和え物、酢の物、吸い物の実、刺身のつまといったものにウドが使われています。最近では純白をした軟化ウド以外にも、山独活(やまウド)の名称で市場に出回っている下半部を緑色にした緑化ウドといったものがあります。

ウド/期待される効能・効果

この野菜は、その大半が水分からなっており、栄養素も特に目立つものはありません。ただ、微量にアスパラギン酸という旨味成分を含んでおり、このアスパラギン酸は、タンパク質の合成材料になったり、新陳代謝を高め、疲労回復、スタミナ増強、カリウムやカルシウムを運搬する作用があると言われています。