蕨/ワラビ

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山菜で知られるわらびは、イノモトソウ科に属し、ホドロ、ホタロバ、ワラベなどとも呼ばれます。若芽を摘んで食用にしますが、根茎から採取されるデンプンは、わらび粉というもので、いわゆるワラビ餅に利用されます。疎林や草地、日がよくあたる斜面など、日本全国各地に分布しています。アクを抜く際は、重層を用いて熱湯をかけ、さらに茹でてから、お浸しや汁の実、たたきわらび、漬物といったものに利用します。わらび粉は、わらびの地下茎から採取したでん粉を利用したものとなります。品種では、ムラサキワラビやアオワラビ、アマワラビといったものがあり、ムラサキワラビとアオワラビは、その茎の色によって分けられています。アマワラビは、自生種から選抜したものとなります。栽培は、促成栽培や露地栽培が行われています。

ワラビ/期待される効能・効果

わらびには、カリウム、ビタミンB2、ビタミンE、葉酸、パントテン酸、食物繊維が豊富に含まれています。ただ、わらびはアク抜きをするのが一般的で、その処理過程で栄養素は減少します。カリウムは、成人体内に凡そ二百グラム程度含有される成分で、タンパク質と結合したり、リン酸として細胞内に存在しています。細胞内の液体が、一定比率でその浸透圧が維持できるように働きかけたり、筋肉や心臓の作用を調節したりする役割をになっています。欠乏すると麻痺状態を引き起こし、腸閉塞症や膀胱が広がったり、筋力が低下するといった症状を現すこともあります。