蕨/ワラビ(生蕨・生)


  • 単品栄養価
  • 成分合計
  • カロリー

生蕨/ワラビ・生

「 生蕨/ワラビ・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、1.05%含有し、21k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、ビタミンB2(90.83%:1.09mg)、次は葉酸(54.17%:130μg)、そして、ビタミンE(26.67%:1.6mg)、食物繊維(20%:3.6g)、カリウム(18.5%:370mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆10%
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ワラビ


わらびは、日本でも昔から利用されてきた経緯があり、世界各地に自生しています。青系統と紫褐色系統のものがあり、一般に山菜として利用されているのは、青系統になります。また、青系統のものは青蕨(あおワラビ)と言われ、紫褐色系統のものは紫蕨(むらさきワラビ)と呼ばれています。アマわらびは、あくがあまりなく、緑色をした葉柄が太くなった品種で、根茎を植えつけて増殖させます。これは、もともと自生種から選抜した品種となります。栽培方法では、ハウスを使った促成栽培と露地栽培があり、一方、野生種は日差しが当たる疎林や草地に自生しています。食用とされているのは、若芽で拳状になったものを摘み取ります。調理する際は、あくを抜くため重曹や灰を使い、こうしてあくを抜いたものは、和え物やお浸し、汁の実などに利用されます。またわらびの加工品では漬物などがあり、でん粉は、わらびの地下茎から得られます。このでん粉がわらび粉と言われるもので、わらび粉を使用して作った餅が、わらび餅(ワラビもち)になります。そして、茹でた後にあくを抜き、これを乾燥させたものが干し蕨(ほしわらび)になります。尚、わらびには発癌物質やビタミンB1を壊す酵素などが含有されているため、あく抜きは欠かせないものとなっています。また、栽培品種にはあくが含まれていない品種も存在しています。
生わらび・生