青汁の概要
青汁の原材料には様々な種類があり、野菜ジュースや豆乳などと組み合わせた商品も存在します。一般にはケールと呼ばれるものが青汁に使われており、これはブロッコリーやキャベツを原種としています。他にも明日葉やモロヘイヤ、大麦若葉、ゴーヤー或いは苦瓜(にがうり)といったものも青汁に使用されています。こういった多くの原材料が用いられていることから、製品によっては期待される効果も異なってきます。青汁の共通成分ではカロテノイド類であるβ-カロテン、食物繊維、カリウムやカルシウム、ビタミンC、葉緑素と言われるクロロフィルなどがあります。キャベツにはファイトケミカルが含有されているため、特にアメリカにおいてその抗癌性や抗酸化性に注目されています。ケールは、このキャベツを原種としているため、キャベツ以上に抗癌性、抗酸化性に期待されている野菜です。また、大麦若葉を原料とする青汁には、臭みがあまりなく、食物繊維が多く含有されています。
青汁/サプリメントで期待される効能・効果
脂質代謝・便秘の改善・免疫賦活作用、そして抗酸化性を有することから生活習慣病の予防や改善に有効と考えられています。ファイトケミカルではフラボノイドやカロテノイドがあり、青汁にはこれらの成分のほかクロロフィルも多く含有されています。こういった成分は抗酸化性が認められているため、生活習慣病の予防改善に期待されています。しかし、臨床試験による情報は不十分なもので、多くが症例報告及び体験談に由来しています。