カリウム/K[かりうむ]

期待される効能・効果

人間の体内には、細胞外にナトリウム、細胞内にカリウムが多く存在しながら、イオンバランスを維持しています。細胞内にある過度なナトリウムを排出し、替わりにカリウムを入れます。ナトリウムが細胞内に過度に入り込み、そのバランスが崩壊すると、細胞はちょっとした刺激にも過敏に反応します。この過度の反応が血管の平滑筋で発生すると、脳は血圧を上げるように指令し、高血圧引き起こしてしまいます。カリウムは、ナトリウムと拮抗して、血圧の正常値を保持します。体重の凡そ0.2%のカリウムが、成人の体内に含有され、そのほとんどは細胞内に存在します。ナトリウムは細胞外に多く存在し、互いに作用しながら細胞の浸透圧や水分を維持しています。カリウムの主な作用は、組織細胞が健常に活動できるよう、エネルギー代謝を円滑にしながら、細胞内における酵素反応をコントロールするところにあります。高血圧に関しては、腎臓においてナトリウムが再吸収されるのを阻害する働きがカリウムにあり、また尿中へのナトリウム排泄を促進する作用があることから、その予防に有効と言われています。過剰症では、腎臓機能が低下していたり、何らかの原因によって尿の排泄がスムーズに行われない時、高カリウム血症を引き起こすこともあります。ただし、通常の食生活で過剰症を引き起こすことはなく、これは余分なカリウムが尿中へ排泄されるからです。 カリウムの基準摂取量
性別 男性 女性
年齢 目標量(mg/日) 目標量(mg/日)
18~29 2800 2700
30~49 2900 2800
50~69 3100 3100
70以上 3000 2900