グチ(生)


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  • 成分合計
  • カロリー

グチ・生

「 グチ・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、4.15%含有し、83k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、ビタミンB12(104.17%:2.5μg)、次はビタミンD(52.73%:2.9μg)、そして、ナイアシン(51.67%:6.2mg)、蛋白質(36%:18g)、ビタミンB2(23.33%:0.28mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆12%
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グチ


グチは日本で南側に多く見られ、本州の真ん中より南部側に分布します。しろぐちをはじめ、くろぐち、きぐち、にべ、ほんにべ、おおにべなどの種類があり、九州西岸の漁獲は、巻網(まきあみ)や底曳網(そこびきあみ)によって行われています。シロぐちは、石持(いしもち)とも呼ばれていて、ぐちはニベ科に属する魚を総称する呼び名です。また、関西では、シロぐちをグチと言いますが、関東ではイシモチと呼ばれることが多いとされています。身肉は白身で、水分が多くなっています。そのため、味もあっさりしていて淡白なものとなっています。ただ、タンパク質も多く含有しているため、蒲鉾(かまぼこ)などに利用されるケースが多くなっています。これは通常の練り製品に利用すると弾力性が高くなるためと言われています。その他の調理では、刺身をはじめ、煮つけや塩焼き、煮魚、鍋物、焼き魚、丸揚げなどに利用されています。成長すると、体は四十センチ程度となり、名称の由来は浮き袋がグーグーと言って、まるで愚痴を言っているように感じられるところからきています。また、石持(いしもち)の名称の由来は、頭部に位置する耳石が大きいところと言われています。
試料:しろグチ(別名:いしもち)廃棄部位:頭部、内臓、骨、ひれ等(三枚下ろし)