糸撚鯛/イトヨリダイ(生)


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糸撚鯛/イトヨリダイ・生

「 糸撚鯛/イトヨリダイ・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、4.65%含有し、93k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、ビタミンD(200%:11μg)、次はセレン(132%:33μg)、そして、ビタミンB12(125%:3μg)、ヨウ素(64.62%:84μg)、ナイアシン(47.5%:5.7mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆15%
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イトヨリダイ


糸撚鯛は、色や見た目が綺麗なことから、昔から関西において目出度い席などの料理に出されてきた経緯があります。主に鯛の代用として用いられるケースが多く、味も品質も鯛に劣らないものとなっています。調理では、ちり鍋、塩焼き、吸い物、刺身、またグラタンやブイヤベース、バター焼きといった洋食にも適しています。生息域は、台湾や本州中部より南側としていて、砂泥底を好んで住処としています。上葉(じょうよう)と言われる糸状のものが尾びれから伸びているのが特徴で、鮮明な黄色をしています。また、赤色点が、えら蓋上部の付け根部分にあり、黄色い縦縞が体側に数本あります。泳ぐとこの縦縞が捩れて、よれて見えるところから、糸撚鯛と呼ばれるようになったという説や尾びれから糸状にのびたものが、糸の様によれるように見えるところからきたという説があります。成長すると凡そ30センチ程度にまでなり、体色は赤色をしています。水深十数メートルの砂泥底に生息していて、漁獲は、底引き網(そこびきあみ)、延縄(はえなわ)といった方法で行われます。地域によっては、イトヒキやアカナと呼ばれることもあります。冬から初春にかけてが旬となっていて、関西では注目される魚の一つになっています。
イトヨリダイ・生
別名:いとより三枚におろしたもの(魚体全体から調理する場合、廃棄率:50 %、廃棄部位:頭部、内臓、骨、ひれ等)