クラゲ


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クラゲ・塩蔵・塩抜き

「 クラゲ・塩蔵・塩抜き」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、1.1%含有し、22k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、蛋白質(10.4%:5.2g)、次はビタミンB12(8.33%:0.2μg)、そして、(7.5%:0.06mg)、ナイアシン(7.5%:0.9mg)、ナトリウム(3.99%:110mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆2%
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クラゲ


備前水母(びぜんクラゲ)は、傘が寒天質で半円形状となります。傘は厚く八本の口腕を内側に持ち、体色は青藍色(せいらんしょく)となります。夏に発生するもので、主に九州から瀬戸内海沿岸で見られます。越前水母(えちぜんクラゲ)は、直径一メートル以上の傘を持ち、100キロを超える重さになります。日本では福井沿岸などに多く、中国や朝鮮半島の沿岸においても見られます。これらの水母は、水中を浮遊しながらプランクトンを餌とし、有性生殖によって子孫を残します。水母は数多く存在する動物の中でも、非常に水分を多く含む動物です。栄養面では、ビタミン類があまりなく、水分を除いた固形物はその多くがタンパク質となります。また、塩蔵品としての流通が多く、格別旬といったものはありません。他に乾燥品も存在しますが、あまり流通していないようです。塩蔵品は異臭がなく、綺麗な表面をしていて薄い色のものが良質とされています。水母には、ほとんど栄養は認められませんので、主に食感を楽しむ食品として出回っています。また、漢方では古くから血行や腸への作用があると考えられていて、浮腫みや高血圧、血行促進などに役立てられています。調理では、和え物や酢の物、また前菜として中国料理などで利用されています。