カマス(生)


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カマス・生

「 カマス・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、7.4%含有し、148k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、ビタミンD(200%:11μg)、次はビタミンB12(95.83%:2.3μg)、そして、n-3系脂肪酸(93.75%:1.5g)、ナイアシン(65.83%:7.9mg)、蛋白質(37.8%:18.9g)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆14%
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カマス


カマス(魳)の種類では、あか、やまと、おおめ、たいわん、おおかます、などがあり、少々水っぽい肉質にあっさりとした淡白な食味になっています。大和かますは、南シナ海や本州沿岸地域に生息していて、成長すると体は凡そ四十センチ以上になります。餌はイカ類や小魚としていて、成熟は一年後となります。身肉に含まれる脂質が少ない反面、水っぽくなっています。大和の中でも小さいものは更に水っぽくなっているため、水かますと言われることもあります。赤かますも大和かますと同様に水っぽいものになっています。秋に旬が訪れ、脂が最も乗る時期になります。小田原焼きはこの魚を用いた調理方法で、これは頭部を残したまま背開きしたものとなります。これを干物に利用されるケースが多く、これによって、かますの水分を消失させることで、うまみが凝縮されるというわけです。かますといえば一般には、この赤かますのことを指していて、大きいものでは五十センチに及ぶものもあります。歯は鋭く尖っているため、蟹や蝦などを砕いて食べたり、鰯類(いわしるい)などを餌としています。夏が産卵期で、通常藻場などを住処としています。その他、刺身をはじめ、塩焼き、塩辛、焼き魚、姿寿司、揚げ物、練り製品といったものに利用されています。