- 単品栄養価
- 成分合計
- カロリー
カラフトマス・生
「 カラフトマス・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、7.7%含有し、154k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、ビタミンD(400%:22μg)、次はビタミンB12(191.67%:4.6μg)、そして、ナイアシン(99.17%:11.9mg)、n-3系脂肪酸(88.75%:1.42g)、蛋白質(43.4%:21.7g)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆ | 9% |
カラフトマス
もともとマスは、日本各地域に生息しているサクラマスのことを言っていましたが、近年、北洋においての漁獲が行われるようになり、そのため、樺太鱒をマスと言うようになったとされています。同じ鮭の仲間の中では、その漁獲高も一番多く、栄養価も白鮭のそれより高いものになっています。また、柔らかい身肉になっており、脂肪の含有量もシロザケなどに比較すると多くなっています。成長すると体長は凡そ七十センチ程度にまで育ち、特に雄の背部が成長と共に盛り上がるという特徴があります。このため、雌とは見た目もかなり違ったものになります。調理では、缶詰、燻製、ムニエル、塩鮭、塩焼き、フライ、ホイル焼きなどに利用されていて、特に缶詰の加工量は、カラフトマスが最も多いとされています。筋子(すじこ)はカラフトマスの卵巣から作られたものです。別名ではセッパリマスやネコマス、アオマス、とも呼ばれていますが、セッパリマスは、雄の背部が産卵期に大きく盛り上がることに由来しています。アオマスは、鮮明な青色の背部を持つことに因んでいて、ピンクサーモンは英名となります。これは、身肉のピンク色に由来しています。尚、産卵期に河川を遡上する鮭には、からふとますと共にシロザケも該当します。漁獲は、定置網(ていちあみ)にて行われ、産卵期を迎える夏から秋にかけて河口近辺が魚場となります。
別名:あおます切り身