桜海老/サクラエビ(ゆで)


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桜海老/サクラエビ・ゆで

「 桜海老/サクラエビ・ゆで」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、4.55%含有し、91k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、(256.25%:2.05mg)、次はビタミンB12(179.17%:4.3μg)、そして、カルシウム(106.15%:690mg)、ビタミンE(46.67%:2.8mg)、リン(45%:360mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆13%
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桜海老


サクラエビ(桜蝦/桜海老)は、体色が桜色に見える綺麗なエビで、これは色素胞によるものです。体そのものは透明になっていますが、体表には発光器官(はっこうきかん)が凡そ百五十個程度存在しています。成長すると体は凡そ五センチ程度に育ち、短い三角形からなる額角を持っていて、棘(とげ)が一本上部の縁にあるのが特徴です。漁獲した際に、桜色へと変化するため、名称もこれに因んでつけられています。非常に長い第二触覚で体のバランスをとり、水深数百メートルの海で、群れをなして浮遊生活を送っています。六月から八月にかけて産卵期を迎え、漁獲は夜間に行います。日本での生息域は、駿河湾をはじめ、相模湾や東京湾となっていますが、資源管理のため駿河湾のみで漁獲されています。その他、台湾東方沖にも生息しています。旬は十二月から二月にかけてで、調理では、刺身をはじめ、煮干しエビや素干しエビ、釜揚げなどに利用されています。ただ、市場へは干しエビとして出回っているケースが多いとされています。尚、桜海老には、夜に浅瀬へ動き出す習性があり、この習性から漁獲は夜に行われています。
サクラエビ・ゆで