帆立貝/ホタテガイ(生)


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帆立貝/ホタテガイ・生

「 帆立貝/ホタテガイ・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、3.6%含有し、72k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、ビタミンB12(475%:11.4μg)、次は葉酸(36.25%:87μg)、そして、亜鉛(33.75%:2.7mg)、ナイアシン(28.33%:3.4mg)、蛋白質(27%:13.5g)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆2%
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ホタテガイ


帆立貝は、北海道、サハリン、千島列島、本州北部や朝鮮半島の北部に分布していて北日本で広く漁獲される貝類となります。水深数十メートルの海底において生息し、老成すると殻長がおよそ15センチぐらいとなります。食用部分は、発達した貝柱で、天然物と養殖物に分類され、それぞれ天然貝、養殖貝と呼ばれます。どちらも養殖には変わりませんが、天然貝は自然環境化で稚貝を放流して育てるもので、養殖貝は、海中に籠を吊るし、その中で稚貝を管理して育てるものです。多くの料理に用いられ、酢の物や刺身による生食が代表例となります。春の産卵期前が旬となります。斧足網ウグイスガイ目イタヤガイ科に分類され、これに属するものでは他にアズマニシキガイ、アカザラガイ、イタヤガイなどがあり、いずれも食用種となります。雄と雌の区別は生殖巣の色で区別され、白色が雄となり、橙色が雌になります。また、開いた殻を帆のごとく水上を走るという意から、帆立貝と呼ばれるようになりました。旨み成分では、グルタミン酸、イノシン酸、アラニン、グリシンといったエキスが含まれています。尚、貝柱の乾燥加工食品は、滋養強壮の薬効があり、その質は、生より高い評価があります。
ホタテガイ・生