杏子/アンズ(生)


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杏子/アンズ・生

「 杏子/アンズ・生」に関して1個約70g中の カロリーを国の基準で評価した場合、1.26%含有し、25.2k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる1個約70g中の 成分は、ビタミンE(19.83%:1.19mg)、次はビタミンA(12%:84μg)、そして、カリウム(7%:140mg)、食物繊維(6.22%:1.12g)、パントテン酸(5.25%:0.21mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆3%
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アンズ


杏子は李(すもも)や梅の仲間で、バラ科サクラ属に分類される果樹となります。栽培は、凡そ4000年前から中国で行われていたと言われています。そのため、食用以外でも薬用などに利用され、古くから重宝されてきた経緯があります。日本に伝わったのは、中国から弥生時代以降とされています。また、西アジアや中央アジア諸国においても紀元前に導入されていたと言われていて、ヨーロッパ品種へと改良が加えられて進展していきました。尚、日本産の杏子は薬などを含み、加工品に用いられるケースが多く、これは他に比べて杏子に酸味が多いためと考えられます。日本産のアンズでは、平和、山形三号、信山丸、新潟大実、広島アンズなどがあります。他にも信月、信陽、信州大実といったものがあり、これらは長野において改良された品種で知られています。長野県は、日本に於いての産地で、古くから栽培されてきて、その歴史も古いものとなります。あんずは、シロップ漬け、ジャム、糖果、ゼリーといった砂糖を混入させて用いる場合や塩漬け、果実酒といった形で利用されています。その他あんずの種子は、香料の原料や漢方薬として用いられています。これは、種子に香気成分や薬効成分などが含有されているためです。
別名:アプリコット廃棄部位:核及び果柄