枇杷/ビワ(生)

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枇杷/ビワ・生

「 枇杷/ビワ・生」に関して1個約40g中の カロリーを国の基準で評価した場合、0.8%含有し、16k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる1個約40g中の 成分は、ビタミンA(3.89%:27.2μg)、次は食物繊維(3.56%:0.64g)、そして、カリウム(3.2%:64mg)、マンガン(3.09%:0.108mg)、パントテン酸(2.2%:0.088mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆1%
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ビワ


枇杷は、バラ科枇杷属に分類され、中国や日本で原生しています。成熟期は五月から六月にかけてで、開花は晩秋から初冬になります。品種では、早生品種、中生品種、晩生品種があり、長崎早生、天草早生は早生品種となります。茂木、里見、大房といったものが中生品種で、田中、白茂木が晩生品種となります。このうち、栽培の大部分を占めているのが、茂木で、その次に田中となります。茂木は、剥きやすい皮を形成しており、甘味が強く酸味が少ないと言った特徴があります。また、果肉は多汁で厚いものとなっています。耐寒性には優れませんが、果実一個は凡そ五十グラム程度で、主に鹿児島県や長崎県で栽培されています。田中は、耐寒性に優れてはいるものの、少し酸味があります。果実は凡そ六十グラム前後で、千葉県などで栽培されています。市場へは、露地栽培による奄美大島の枇杷が三月下旬から出回っています。それ以外のビワは、大体五月から六月に掛けて市場へと流れます。利用のされ方は、そのほとんどが生食となりますが、中には僅かではありますが、加工品として、ジャム、ジュース、果実酒、シロップ漬け、缶詰、ビワゼリーなどの菓子といったものにも利用されています。