パパイヤ(完熟・生)


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パパイヤ/パパイア・完熟・生

「パパイヤ/ パパイア・完熟・生」に関して1個約350g中の カロリーを国の基準で評価した場合、6.65%含有し、133k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる1個約350g中の 成分は、ビタミンC(175%:175mg)、次は葉酸(64.17%:154μg)、そして、食物繊維(42.78%:7.7g)、カリウム(36.75%:735mg)、パントテン酸(36.75%:1.47mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆13%
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パパイヤ


ブラジル、メキシコ、西インド諸島などがパパイヤの原産地で、常緑草本の小高木となります。ぱぱいあ科ぱぱいあ属に分類され、古くは、スペイン人によって16世紀以降に発見され、急速に広まりました。インドへは16世紀、17世紀には中国やヨーロッパ、18世紀には台湾へとそれぞれ渡来しています。日本へは、明治28年に導入されて以来、露地や施設栽培といったもので南西諸島や南九州にて生産が行われています。日本では、パパイヤやパパイアの他、木瓜(もくか)、乳瓜(ちちうり)とも呼ばれています。栽培品種では、ピーターソン、ソロ、セマッカ、ベティ、セイロン、ランチ、ワシントン、レッドパナマ、ボーパール、ブルーシステムといったものがあります。果実には凡そ一割程度の糖質が含有されていて、この糖質はぱぱいやの成熟と共に増加していきます。これは、デンプンが酵素分解されることによるもので、それによって糖質が増加して行きます。また、クエン酸やリンゴ酸、芳香成分であるリナロール、エステル類といったものも含んでいます。そして、パパイアに含まれる乳液成分には、パパインと呼ばれるタンパク質分解酵素が含有されています。果実の重さは凡そ八キログラム以内で、二十センチ程度の大きさとなります。球形又は長円形、長楕円形、洋ナシ形といった果形をしており、果皮色では桃色、黄色、帯紅色といったものがあります。果実の中には黒褐色をした種子がはいっており、果肉は柔らかく中空となっています。尚、ぱぱいやはママオ、パウパウ、ツリーメロンとも言われます。
別名:ぱぱいや廃棄部位:果皮及び種子