板コンニャク(板・精粉)

  • konnyaku-100g
  • konnyaku-one

  • 単品栄養価
  • 成分合計
  • カロリー

板コンニャク・精粉コンニャク

「 板コンニャク・精粉コンニャク」に関して1枚約250g中の カロリーを国の基準で評価した場合、0.625%含有し、12.5k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる1枚約250g中の 成分は、食物繊維(30.56%:5.5g)、次はカルシウム(16.54%:107.5mg)、そして、(9.52%:1mg)、(6.25%:0.05mg)、ビタミンB6(4.17%:0.05mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆3%
更に分析 >>

板コンニャク


日本で広く食用にされるようになったのは江戸時代からと考えられており、1700年以降において斬新な加工法が発案され、これによって広く普及することになりました。蒟蒻が日本へ渡来した経緯はハッキリしていませんが、仏教の普及と共に中国から渡来したとも言われています。蒟蒻マンナンは、蒟蒻の原料となるもので、多糖類の一つとなります。アルカリを混入させると弾力性のある固形物となり、水に溶かすと糊状の液体へ変化します。東南アジアが原産地とされおり、仏教の普及と共に中国から渡来したとされる説以外に縄文時代以降、イモ類に混じって渡来したという説もあります。蒟蒻の主成分は、グルコマンナンと呼ばれる難消化性多糖類で、これは人間の体内では栄養素としての作用を持たない食物繊維となります。蒟蒻の製造工程では、水を精粉に混入させ、これを不足なく練りこみ水酸化カルシウムを混入させます。すると、蒟蒻は凝固しますので、ここで更に熱湯を加えてその凝固速度を早めます。製品化された蒟蒻で広く普及しているものでは、玉蒟蒻、板コンニャク、糸コンニャクといったものがあります。尚、コンニャクには、整腸作用があるとされ、、体の中にはいると、ほとんど消化されず、腸まで運ばれます。腸にたどり着いたコンニャクは、そこで腸内にたまった不要な老廃物やコレステロールをかき集めて、体外への排泄を促進します。これらのことから、コンニャクには生活習慣病である動脈硬化或いは大腸ガンといった病気の予防に役立つと考えられています。