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銀杏/ギンナン・生
「 銀杏/ギンナン・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、8.55%含有し、171k カロリーです。【旧2010年版では100g:187kcal】食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、ビタミンE(41.67%:2.5mg)、次はカリウム(35.5%:710mg)、そして、パントテン酸(31.75%:1.27mg)、銅(31.25%:0.25mg)、ビタミンB1(25.45%:0.28mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆ | 12% |
ギンナン
銀杏は、雌雄異株の裸子植物で、地域によって老樹や巨木が存在しています。公園樹や街路樹などで親しまれているため、広く知られる種実類となります。風媒花となり、春に開花します。その後受粉し、秋の初めに受精し、10月の終わりごろにて完熟します。胚珠によって雌花は裸出します。そして銀杏は熟すと自然落下します。銀杏には特有の悪臭があり、これは多汁質で構成される外側の皮にイチョウ酸やビルボールを含むためです。これらを含む多汁質は触れるとかぶれます。食用にされる部分は、黄緑色の胚乳組織となり、ビタミンCやカロテン、でん粉といった成分を含有しています。殻の中身が食用にされるもので、外種皮取り除いたものとなります。ギンナンは、平瀬作五郎によって1896年、初めて種子植物で雄固有物質が確認されました。雌雄異株の落葉高木で、イチョウ科に分類され、原産地は中国となります。その他、高血圧に有効とされるカリウムがギンナンには含まれており、古くから咳止め・タン切り・頻尿・夜尿症・喘息等の改善目的で用いられてきた経緯もあります。更に、イチョウの葉には、ボケ関わるの認知症予防・高血圧予防などの働きが確認され、イチョウ葉エキスなどのサプリメントが販売されています。