ビーツ(根・生)


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ビーツ・根・生

「 ビーツ・根・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、2.05%含有し、41k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、葉酸(45.83%:110μg)、次はカリウム(23%:460mg)、そして、食物繊維(15%:2.7g)、(11.25%:0.09mg)、パントテン酸(7.75%:0.31mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆5%
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ビーツ


アカザ科トウヂシャ属に分類され、テーブルビート、ガーデンビート、カエンサイ、ビートとも呼ばれます。赤色をした根はその内部にまで及び、輪切りにすると赤い輪が同心円状に現れます。砂糖ダイコン、或いは甜菜(てんさい)と同種で、茹でた際に甘味が出てきます。江戸時代及び明治時代に日本へ渡来しましたが、広く消費されるには至りませんでした。利用法は、スープや煮物、サラダなどで、他には天然系の色素として使われることもあります。日本での産地は長野県や愛知県、静岡県などで、旬は六月から七月と十一月から十二月となります。葉を食用とする不断草(フダンソウ)と甜菜(テンサイ)と呼ばれる肥大化した根から抽出した砂糖を利用するものと、同じ仲間で、現在ではサラダ料理の広がりとともに、その需要も増加しています。根の形状は偏球形及び球紡錘形をしていて、その色は、白色、紅色、黄色となっており、上記のように輪切りにした際は、同心輪紋が綺麗に出現します。ビートはロシア料理のボルシチに必要不可欠なもので、日本で広く普及しているのは、紅色で球形をしたクロスビーエジプシャン、デトロイトダークレッドといったものとなります。尚、ビートの赤み成分は、ベタシアニンと言われる紅色色素によるものです。
ビーツ・根・生
別名:ビート、ビートルート、レッドビート、テーブルビート、かえんさい廃棄部位:根端、皮及び葉柄基部