人参/ニンジン(根・皮つき・生)

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人参/ニンジン・根・皮つき・生

「 人参/ニンジン・根・皮つき・生」に関して1本約170g中の カロリーを国の基準で評価した場合、3.32%含有し、66.3k カロリーです。【旧2010年版では170g:62.9kcal、100g:37kcal】食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる1本約170g中の 成分は、ビタミンA(174.86%:1224μg)、次は食物繊維(26.44%:4.76g)、そして、カリウム(25.5%:510mg)、ビタミンK(19.27%:28.9μg)、パントテン酸(15.73%:0.629mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆8%
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ニンジン


人参はアフガニスタン北部が原産地とされ、アジア型人参とヨーロッパ型人参に分類されます。アフガニスタンからペルシア及びアナトリアを経由してオランダに渡来したものが、現在のヨーロッパ型ニンジンで、アフガニスタンから、シルクロードを経由して中国に渡来したものが現在のアジア型ニンジンとなります。日本の古書では、十七世紀頃からその記載がなされていて、恐らくそれ以前よりアジア型にんじんが渡来していたと考えられています。一方ヨーロッパ型にんじんが日本へ渡来したのは幕末とされていて、明治以降にも数多くの品種が伝えられ、また様々な品種が誕生しています。現在アジア型にんじんでは、京にんじんである金時が残っていますが、その他はヨーロッパ型にんじんとなっています。栄養面では、特にビタミン類であるビタミンAの含有量が目立ち、野菜の中でもトップクラスとなります。その他、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンCなども含んでいます。また、ビタミンAに関しては、アジア型にんじんよりもヨーロッパ型にんじんのほうが優れているとされ、更に、脂溶性のビタミンAがにんじんに含まれているため、油ものの食品と一緒に調理したほうが、その吸収率も高まるとされています。