韮/ニラ(葉・生)

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韮/ニラ・葉・生

「 韮/ニラ・葉・生」に関して1束約90g中の カロリーを国の基準で評価した場合、0.945%含有し、18.9k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる1束約90g中の 成分は、ビタミンK(108%:162μg)、次はモリブデン(54%:13.5μg)、そして、葉酸(37.5%:90μg)、ビタミンE(37.5%:2.25mg)、ビタミンA(37.29%:261μg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆14%
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ニラ


韮は、紀元前より中国では栽培されていて、その歴史はかなり古いものとなります。かつての在来韮は、狭い葉の幅で、冬にはアントシアニンというものが葉縁に発生しやすく、暑さや寒さに強く栽培が容易である反面、品質が悪いため、その生産はあまり行われなくなっていきました。これに変わって登場したのが、中国から渡来した、満州韮や大葉ニラというもので、これらを改良した大葉タイプの品種であるグリーンベルトなどが現在の主な品種となっています。柔らかい肉質を持っているなど、市場での価値は高いとされています。ニラの葉は、扁平で細くそして長くなっており、少し肥大化した鱗茎が葉の基部にできます。寒さに弱く、霜などが発生すると、休眠にうつります。一方暑さには強く、花芽分化してとう立ち開花します。日本での産地は、高知県や千葉県、福島県、栃木県などで、東北の山形県や宮城県といった地域では花にらの生産が行われています。花にらは、休眠を行わないため、年中とう立ちします。花芽を小さな株においてもつけ、用いる際は、茎元から摘み取ります。調理法では、味噌汁、すまし汁、にらがゆ、お浸しといったものに利用されていて、他にも餃子の具や、にらとアサリの炒め物、にらレバー炒めなどに使われています。