山葵/ワサビ(根茎・生)


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山葵/ワサビ・根茎・生

「 山葵/ワサビ・根茎・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、4.4%含有し、88k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、ビタミンC(75%:75mg)、次はセレン(36%:9μg)、そして、ビタミンK(32.67%:49μg)、ビタミンB6(26.67%:0.32mg)、カリウム(25%:500mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆13%
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ワサビ


山葵は、もともと静岡市(駿河の有東木<うとうぎ>)において江戸時代から栽培されてきた経緯があり、日本各地の山間の渓流に野生しています。現在、日本の特産物となっており、根茎には強い辛味成分が含まれています。また、全草に山葵独特の香りがあり、これは辛味成分から発せられる匂いとなっています。この辛味成分は、アリルイソチオシアネート、或いはアリルカラシ油と呼ばれる物質からなるもので、山葵の細胞を破壊することで、酵素の作用により、強い辛味を発生させます。ワサビは日本独特の香辛料で、寿司をはじめ、刺身などの日本料理には必要不可欠な食品となっています。また、葉と葉茎を利用した葉山葵(はワサビ)や花と共に葉茎を利用した花山葵(ハナわさび)も和え物やお浸しといった調理に用いられています。日本での産地は、静岡県や長野県で、香辛料や漬物、薬味などに使われています。尚、通常、水わさびと言われる山間部の清流で栽培される品種が広く知られていますが、畑わさび或いはオカわさびと呼ばれる畑で栽培される品種も存在しています。更に、この畑わさびをホースラディッシュと言われることもあります。その他、アリルイソチオシアネートには、殺菌性があることで知られています。