百合根/ユリネ(りん茎・生)


  • 単品栄養価
  • 成分合計
  • カロリー

百合根/ユリネ・りん茎・生

「 百合根/ユリネ・りん茎・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、6.25%含有し、125k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、カリウム(37%:740mg)、次は葉酸(32.08%:77μg)、そして、食物繊維(30%:5.4g)、マンガン(27.43%:0.96mg)、クロム(20%:2μg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆9%
更に分析 >>

ユリネ


百合根は、ユリ属に分類されるユリのうち、苦味があまり含まれていない球根を食用として利用しています。通常、同じユリでも鑑賞の用途に使われているユリの鱗茎は苦味があるため食用にはされません。良く知られるものでは、コオニユリや鬼百合(おにゆり)といったものがあり、また山百合(やまゆり)、ワダユリ、タツタユリは、これらの中間種となります。市場では、ワダユリはコオニユリとして扱われ、タツタユリは、スカシユリやオニユリ、コオニユリなどの雑種に由来する品種です。いずれもタンパク質を多く含み、古くは利尿や滋養強壮の目的で利用されてきた経緯があります。オニユリには、少し苦味が感じられますが、こういった苦味は、薄い酢で似たり、食塩水で洗浄したりして和らげます。調理法では、きんとん、酢の物、和え物、油煮、煮物、茶碗蒸しといったものがあり、また球形をそのままにして姿煮にすることもあります。日本での産地は北海道などで、旬は十一月から一月にかけてとなります。保存する際は、冷暗所にて、おがくず中に混入させるのが一般的で、関西で広く食用にされています。
ユリネ・りん茎・生