アメリカ人参の概要
アメリカ人参はウコギ科に属し、米国やカナダといった国々で栽培されています。抗ストレスに期待されていて、アダプトゲン効果があると言われ、生体の防御の働きを高めると考えられています。日本では、朝鮮人参(ちょうせんにんじん)の方が良く知られていますが、アメリカ人参、朝鮮人参ともにアダプトゲン効果があると言われています。ただ、働きが異なる点もあり、ケースによっては用いられ方も違ってきます。共通する面では化合物であるサポニン系の物質を含んでいます。アメリカ人参は、呼吸器系又は循環器系へ負荷を及ぼさない性質を持っていて、解熱効果もあると言われています。一般には、現代社会における人間関係などからのストレスに用いられているようです。一方朝鮮人参は、循環器系へ強く影響を与え、興奮の働きを持っています。
アメリカ人参/ハーブで期待される効能・効果
アメリカ人参では、アダプトゲン効果、ストレス緩和、血糖調節作用など。興奮、過敏、高血糖、のぼせ、過労の改善に有効と考えられています。明確な副作用は認められておらず、一般には適切な使用で安全と言われています。また、使用を控えるケースも特に認められていません。アメリカ人参に含有される成分では、精油や多糖類、アセチレン化合物、ジンセノシドなどのサポニンといったものがあります。