エルダーフラワーの概要
エルダーフラワーはスイカズラ科に属し、日本では西洋ニワトコとも呼ばれています。エルダーフラワーは様々な伝説や神話などにも記されており、古くからアメリカ先住民やヨーロッパなどの地域によって利用されてきた経緯があります。フラボノイドハーブの中ではエルダーフラワーが広く知られていて、利尿や発汗の働きが高いと言われています。利尿では、エルダーフラワーに含まれるカリウムやフラボノドが有効ではないかと考えられていて、発汗作用では、フェノール酸であるクロロゲン酸及びフラボノイド類が有効成分になっているのではないかと考えられています。また、花粉症にも有効であると言われていて、これは抗カタル作用がえるだーふらわーにあるからとされています。主にチンキ剤やシロップ剤、及びハーブティーやコーディアルといった形式で用いられています。尚、欧米においては、インフルエンザの特効薬として位置づけ、リンデン又はペパーミントなどと混入して使われたり、単独で直接用いられたりしています。
えるだーふらわー/ハーブで期待される効能・効果
利尿、発汗、抗アレルギー作用など。初期段階のインフルエンザや風邪、カタル症状である花粉症といった症状の改善目的で利用されています。使用を控えるケースは、特に認められていません。また、副作用も特に認められておりません。含有される成分では、カリウムなどのミネラル、粘液質、クロロゲン酸といったフェノール酸、精油成分、クエルシトリンやルチンなどのフラボノイド配糖体、サンブニグリンといった青酸配糖体などがあります。