ペパーミントの概要
ペパーミントはシソ科に属し、日本では西洋ハッカとも言われています。昔からペパーミントは胃痛や食欲不振、食べ過ぎや飲み過ぎなどの改善目的で利用されてきた経緯があり、そのメントールの香りは、眠気を抑制させると言われています。ペパーミントの精油成分は、鎮痙があるとされていて、これは平滑筋に働きかけることで、カルシウムイオンのコントロールがなされることによるものと考えられています。他にも、抗菌があるとされ、黄色ブドウ球菌や大腸菌に有効とされます。また鼓腸、過敏性腸症候群といった症状にも適用されています。ペパーミントのハーブティーは、様々なハーブティーとのブレンドがされており、その爽やかな香りが理由となっています。尚、ぺぱーみんとティーは、肝臓及び胆嚢(たんのう)、そして胃腸の機能を亢進させると言われています。
ぺぱーみんと/ハーブで期待される効能・効果
鎮痙、賦活、駆風、利胆作用など。主に、過敏性腸症候群や鼓腸、食欲不振、腹部膨満感、眠気覚まし、集中力低下といった症状の改善目的で利用されています。使用を控えるケースは、胆石を患っている方となっています。副作用は、特に知られていません。含有される成分では、クロロゲン酸やロスマリン酸、カフェ酸といったフェノール酸、及びルテオリンやアビゲニンといったフラボノイド類、メントンやメントフランといった精油成分、そしてシソ科タンニンなどがあります。