イブニングプリムローズ[いぶにんぐぷりむろーず]

イブニングプリムローズの概要

イブニングプリムローズはアカバナ科に属し、日本ではメマツヨイグサ、月見草(つきみそう)などと呼ばれることもあります。種子油には、凡そ一割弱のGLA(ガンマリノレン酸)が含有されています。これは、ブラックカラントやボリジ、母乳などに含まれる成分で、通常リノール酸である必須脂肪酸が体内へ入ると、このGLAに変化します。ただ、老化やアルコール、偏った栄養などに起因して、GLA(ガンマリノレン酸)が足りなくなることもあります。こういった場合は、イブニングプリムローズ油が役立ちます。生理前症候群および生理痛といった症状にイブニングプリムローズ油が使用されますが、他にもアレルギー疾患であるリウマチやアトピー性皮膚炎、更には肥満、髪質や爪質の改善、神経性の糖尿病などにも使われています。

イブニングプリムローズ/ハーブで期待される効能・効果

いぶにんぐぷりむろーずでは、エイコサノイドのコントロールなど。アレルギー疾患であるリウマチなどをはじめ、湿疹、生理痛、生理前症候群の改善などに用いられています。使用を控えるケースは認められていません。また副作用も特に認められていません。いぶにんぐぷりむろーずに含有される成分では、エラグ酸やカテキンといったタンニン類、プロアントシアニジン類、ガンマリノレン酸やリノール酸といった油脂類があります。