チリの概要
トウガラシ属は、ホットとスイートに分類されていて、辛味を持つものがホットとなります。一方辛味のあまり感じられないものは、スイートとなります。ハーブティーで使われるのは、このうちホットの方で、特有の辛味を持つと共に、高い効果が期待されています。チリは、ナス科に属し、原産地をアメリカや中国としています。利用部位は、チリの種子及び実の部分で、多年草となります。よく知られる作用では、新陳代謝を高めるといったものや汗を出させるといったものがあります。何れも、減量に効果のある働きのため、チリはダイエットにも有用とされるハーブの一つになっています。ハーブティーにしたチリには、あまり芳香性は感じられなく、味はトウガラシそのままの辛味を有しています。そのため、単独で利用されるより、他のハーブと併用されたり、或いは蜂蜜など甘味を加えて飲用されています。また、調理に用いても、ハーブティーと同じ効果があると言われていて、消化促進及び食欲増進に有用とされています。その他、風邪に起因する様々な症状にも役立つとされていて、これはちりに含有される成分にビタミンCが多くなっているところに由来します。
ちり/ハーブティーで期待される効能・効果
血行促進、強壮、殺菌作用など。また、感覚神経を高揚させる働きや、風邪などに関わる様々な症状の緩和作用などがあるとされます。更に、消化不良に対してもちりが有用に働きかけると言われています。