柿の葉/カキノハ[かきのは]

柿の葉の概要

蒸した葉を細かく刻んで乾燥させたものがカキの茶葉となります。高血圧の方や高めの血圧になっている方に薦められるお茶の一つで、血圧を低下させる働きがあることで知られています。更に、血行を改善する機能なども知られており、これが体の隅々まで血液を流し、結果として冷え性などにも柿の葉が有用に作用すると言われています。カキノキ科に分類され、落葉高木となります。日本では、北海道より南側の各地で広く見られます。果樹園などで栽培されており、利用部位はその葉となります。芳香は、草のような香りとなっており、爽やかな味になっています。柿の葉の収穫は、夏が訪れる頃に行われ、その際、採取した葉を蒸した後、細かく刻んで乾燥させたものがハーブとして利用されています。飲用する際は、柿の葉単独或いは他のハーブとの併用も見られ、いずれも少々長めの時間をかけて抽出する方がよいとされています。カキは、果実よりもへた部分に強い作用があると言われていますが、昔からカキが赤くなると医者が青くなるとも言われています。柿の葉の有効成分では、ケンフェロールやタンニン、そして各種ビタミン類などが知られています。

柿の葉/ハーブティーで期待される効能・効果

柿の葉では、強壮、血行促進、血圧低下作用など。その他、血流改善の目的で、入浴剤として利用されることもあります。