ラベンダー[らべんだー]

ラベンダーの概要

ラベンダーは人気が寄せられているハーブの一つで、その理由には香りが好まれる傾向といったものがあります。その利用歴史も古く、古代ローマ時代においては、入浴剤として利用していたようです。ラベンダーはラテン語に因んでいるとされ、日本では「洗う」を意味します。かつて、体を洗う入浴場にて利用していたことが、ラベンダーという名称がつけられた理由と思われます。ラベンダーはシソ科に分類されていて、原産地を地中海地域としています。日差しの良く当たる場所にて生息する多年草となります。鎮静作用を有することから、リラックス効果を目的に使われることが多いようです。特に不安やストレスに起因する不眠に有用とされていて、ハーブティーにしたらべんだーを飲用すると、自然な眠りに誘引されると言われます。利用部位は、らべんだーの花部となります。芳香は爽やかなものになっており、飲用する際は単独或いは他のハーブと併用して使われます。有効成分では、フラボノイドやクマリン、タンニンなどが知られています。

らべんだー/ハーブティーで期待される効能・効果

防腐、鎮静、鎮痛、抗痙攣、抗鬱、抗菌、殺菌、駆風作用など。また、消化不良の改善、生理痛や頭痛といった痛みを軽減させる働きもあると言われています。その他、不眠症や疲労回復などにも有用に働きかけると言われています。