ワイルドチェリーの概要
ワイルドチェリーは成長すると凡そ二十メートル以上に育つ高木で、バラ科に属しています。同属の中では非常に高く成長する樹木となります。同属のものでは、プラムやスモモなどがあります。原産地をアメリカなどとしていて、落葉高木となります。昔からワイルドチェリーは、咳などの症状に対して利用されていた経緯があり、ハーブティーに利用される部位は、樹皮となります。特に神経や刺激に起因する咳に有効とされています。ハーブティーにしたワイルドチェリーは、強い苦味を有することで知られています。芳香は生姜(しょうが)を髣髴させるような香りになっており、一般には単独で利用されないようです。他のハーブと組み合わせて用いられるケースが多く、そうすることで飲みやすくなると言われています。その他、蜂蜜(はちみつ)などの甘味を加えて、飲みやすい風味にされることもあります。尚、ワイルドチェリーの果実は少し苦味があるものの、ワインやジャムといった加工製品の原料にもされています。
わいるどちぇりー/ハーブティーで期待される効能・効果
去痰、鎮静、鎮咳、収斂、苦味健胃作用など。また、炎症を伴う目の病気、喘息、気管支炎、百日咳などにも有用に働きかけると言われています。尚、急性感染症が見られるケースでは、その利用を控えます。また、わいるどちぇりーを飲用することで、眠気を誘引されることもあります。