クリーバーズ[くりーばーず]

クリーバーズの概要

クリーバーズはアカネ科に分類されていて、ヨーロッパやオーストラリア、北アメリカなどに広く見られます。利用部位はクリーバーズの地上部となっており、春が訪れる頃に現れる植物となります。ハーブティーにしたクリーバーズは、泌尿器系の感染症を予防するのに有用とされています。例えば、膀胱炎や前立腺に関わる感染症などですが、リンパ腺の腫れなども抑える働きがあることで知られています。更に、リンパを綺麗にすると言われているクリーバーズの働きは、ニキビや湿疹といった症状に対しても役立つとされています。これはくりーばーずに含有される成分がリンパに作用し、体の中に蓄積された老廃物及び毒素といったものを体外へ排出する働きがあると考えられているところに由来するものとなっています。その作用は非常に強いものとされており、主に利尿から、体内の不要物質である老廃物を排出させるそうです。また、くりーばーずの生の葉も炎症を緩和する働きがあるとされているため、ニキビや日焼けなどに対して、湿布剤様に利用されています。芳香は、癖のないものになっていて、少し甘味が感じられます。有効成分では、クエン酸をはじめ、クマリンやタンニン、サポニン、配糖体、そして赤色の色素成分などが知られています。利用する際は、単独或いは他のハーブと併用して飲まれることもあります。

くりーばーず/ハーブティーで期待される効能・効果

消炎、強壮、収斂、利尿、抗腫瘍、体質改善作用など。尚、ニキビや湿疹といった症状に対しては、化粧水などとして利用されています。また、ヘアトニックとしての利用も見られます。