セロリシードの概要
セロリシードの薬としての利用歴史はかなり古く、古代エジプト時代に遡ります。原産地をインドとし、セリ科に分類される二年草となります。利用部位は種子部となります。セロリで、薬用とされてきたのは根の部分で、高い利尿作用があることで知られています。葉にも有効成分が含まれていますが、利用頻度が高かったとされるのは根となります。ハーブティーとしてセロリシードを用いると、その芳香は生のセロリと似たようなものになっています。根と同様に利尿があると考えられているため、浮腫みなどの症状に対してセロリシードが有用とされています。また、通風やリウマチに起因する痛みにも役立つと言われています。有効成分は、精油となります。尚、セロリは別名でスモーレッジとも言われています。種子及び実は、香辛料としても利用されており、セロリ自体はサラダやスープなど、様々な料理に用いられています。
セロリシード/ハーブティーで期待される効能・効果
鎮静、食欲増進、利尿、解毒、消化促進、鎮痙、抗真菌、駆風、抗リウマチ、血圧低下作用など。また、消化不良や通風、関節炎、風邪といった症状に対しても有用とされています。その他、生理を誘発する働きなどもあるとされています。尚、妊娠中の方は、その利用する量に注意する必要があります。これは、せろりしーどに子宮を刺激する作用があるためです。また、せろりしーどに対してアレルギー反応を示す方も見られますので、そういった方は、せろりしーどの利用を見送ります。その他、腎障害を患っている方も、利用する量に注意が必要とされています。