ギムネマ[ぎむねま]

ギムネマの概要

ギムネマはダイエットに適したハーブとして知られていて、これは含有されるギムネマ酸の働きによるものと考えられています。腸内において糖質の吸収を阻害する働きをしますので、これが結果として血糖値を下げます。そのため、糖尿病患者の方や肥満の改善を望む方にとって非常に注目されているハーブの一つとなります。風味は癖がなく、緑茶の香りに似ています。飲用した際、甘味の味覚を麻痺させる働きもあるとされるため、甘いものを甘いと、あまり感じさせなくする傾向があります。これは、一過性のものですが、甘いものの摂取量を制限するのに役立つとされています。ギムネマは、ガガイモ科に分類されていて、原産地をインドとする多年草になります。利用部位はギムネマシルベスタと言われる植物の葉で、この植物はつる性の常緑植物となります。有効成分では、ぎむねま酸化合質が知られています。飲用する際は、ぎむねま単独、或いは他のハーブと併用して飲まれることもあります。近年、インスリン分泌量を増やす働きや、インスリン抵抗性を下げる作用から、血糖値を降下させる働きなどが、研究によって報告されています。

ぎむねま/ハーブティーで期待される効能・効果

血糖低下作用など。また、肥満や糖尿病の予防、栄養補給といった目的でも利用されます。更に、糖質の吸収を抑え、それによって血糖値の正常化に働きかけると言われています。現在、栄養補助食品として広く利用されています。尚、体重の軽い方の使用は注意を要し、子供への利用は控えます。また、糖尿病による治療薬を用いている場合は、医師の判断も必要とされています。