スカルキャップの概要
スカルキャップはかつて、狂犬病や毒虫などに対してアメリカ先住民が用いていたとされ、近年に入ってようやく普及されたとする植物の一つになります。見た目が帽子のような花を咲かせ、名称もこれに由来したものとなっています。スカルキャップはシソ科に分類されていて、原産地を北アメリカとしています。湿地帯の森林などに多く見られ、多年草となります。別名では、バージニアスカルキャップとも言われていますが、これは原産地とされる北アメリカのバージニアに因んだものとなっています。鎮静の働きが広く知られており、ヒステリーや発作などの症状を緩和する働きがあると言われています。ハーブティーにしたスカルキャップは、爽快な芳香を有し、やや苦味が感じられます。神経系に作用するため、不安や神経衰弱、パニックや鬱症状などにも役立つとされています。また、神経の高揚から眠れないといった症状にも有用とされています。有効成分では、精油、苦味質、タンニン、そしてフラボノイドといったものが知られています。尚、すかるきゃっぷの作用は、豊富に含有されているミネラルによるものが主となっています。
すかるきゃっぷ/ハーブティーで期待される効能・効果
神経強壮、神経鎮静、利尿、収斂作用など。また、ストレスに起因する筋肉の緊張を和らげる働きもあるとされています。