ドクダミ[どくだみ]

ドクダミの概要

ドクダミは乾燥や加熱によって特有のにおいが失われる傾向にあるため、日陰干しにて乾燥させたドクダミが、ドライハーブとして利用されます。浮腫みを緩和したり、尿道炎や膀胱炎に対しても有用に働きかけると言われています。これはドクダミに、利尿があると考えられているところに由来しています。このため、体の中に存在する水分をコントロールするドクダミの働きが重要視されています。また、便秘の改善はさることながら、高い緩下及び解毒作用を有することで広く知られています。更に、血圧へも有用に働きかけるとされていて、これはどくだみに毛細血管を強化する作用があると言われているためです。どくだみ科に属し、生薬名ではジュウヤクと呼ばれています。利用部位は、葉及び茎部で、六月を迎える頃の開花期に収穫されます。有効成分では、ベンズアミド配糖体やフラボノイドなどが知られています。利用する際は、どくだみ単独或いは他のハーブとブレンドして飲用されます。尚、抗菌性に関しては、生薬の方が優れていると言われています。

どくだみ/ハーブティーで期待される効能・効果

利尿、抗菌、血圧低下、解毒、緩下作用など。また、血管を強化する働きもあると言われています。尚、肌荒れにハーブティーをそのまま化粧水として利用されることもあります。また、冷え性になどに対して入浴剤として用いられることもあります。