ターメリック/ウコン[たーめりっく/うこん]

ターメリックの概要

ターメリックは肝臓の作用を高める働きがあるため、アルコールを好む方に薦められているハーブティーです。これは含有される色素成分にクルクミンと呼ばれる物質があり、この成分の働きによるものです。また、不定愁訴や冷え性、貧血といった症状にもターメリックが有用とされています。更に、胃や胆嚢を健全に維持し、腸内細菌の環境を良好に保つ働きもあると言われています。ターメリックはショウガ科に属し、近縁種ではジンジャーなどが該当します。利用部位はターメリックの根で、刺激的で且つコショウに良く似たとされる芳香を有します。有効成分では、クルクメン、アルブミン、精油、色素、そしてデンプンやカリウム、各種ビタミン類といったものがあります。根茎の皮は不定形をしており、内部は鮮明なオレンジ色をしています。このうち、ターメリックの根部を乾燥させ、粉末状にしたものがドライハーブになります。ハーブティーの他、化粧品やクリームなどの領域においても使われており、また染料や着色料としても利用されています。尚、別名ではウコンとも呼ばれています。

ターメリック/ハーブティーで期待される効能・効果

利胆、止血、胆汁分泌促進、健胃、鎮痛、抗炎症作用など。尚、胃酸過多及び胃潰瘍(いかいよう)などを患っている方は、ターメリックの利用を控えるべきとされています。また、妊娠中の方も、その利用を控えます。