バーベイン[ばーべいん]

バーベインの概要

バーベインは強壮の働きを有するハーブとして知られていて、特に神経に起因する不安や緊張といった症状に対して有用とされています。また、肝臓を丈夫にする働きや催乳作用などもあると言われています。特に授乳期の飲用は、母乳の分泌を促進するとされています。ストレスに対する耐性を高めるとも考えられており、ハーブティーにしたバーベインを飲用することで緊張が解けて和やかになると言われています。風味は、やや苦味が強く、渋みも感じられます。バーベインは、クマツヅラ科に分類されていて、古くは儀式などに利用されたり、惚れ薬的なものとして神話に出てくるなど、さまざまな言い伝えが現在も残っています。利用部位は、全草で、花が咲く前に摘み取ったものが、ハーブティーに利用されています。飲用する際は、バーベイン単独或いは他のハーブとブレンドして飲まれています。また、甘味を加えて飲みやすくした形でも利用されています。ばーべいんの有効成分では、苦味質、アルカロイド、精油、タンニン、配糖体といったものが知られています。尚、日本では、バベンソウ或いはクマツヅラと呼ばれることもあります。

ばーべいん/ハーブティーで期待される効能・効果

抗痙攣、緩下、胆汁強壮、子宮強壮、鎮静、肝機能亢進作用など。尚、妊娠中の方は、その利用を控えます。また、高血圧の方もその利用を控えます。その他、長期間、過剰に飲用することを控えます。