ローズヒップ[ろーずひっぷ]

ローズヒップの概要

ローズヒップはビタミンやミネラルを豊富に含んでいることで知られていて、特にビタミンCの含有量が多いとされています。ローズは、バラ科に属し、原産地をヨーロッパなどとする落葉低木となります。ローズヒップは、このバラが開花した後につける実を指しています。ハーブティーに利用されるのは、ワイルドドッグローズと呼ばれる品種で、昔から強い作用を持つことで知られていたそうです。芳香はフルーティーと言われていて、適度な酸味が感じられます。ローズヒップにはビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンKなどを豊富に含み、更に有機酸なども含有されています。このため、妊婦の栄養補給として使われたり、病中病後の体力回復などに利用されています。これは、ローズヒップに高い強壮があることに由来しています。また、毛細血管を強化する働きや便通を改善する働き、風邪などの症状を緩和する作用などがろーずひっぷにあるとされ、更に、貧血を防ぐのにも役立つとされています。有効成分では、ビタミン類やミネラル類をはじめ、ペクチンやタンニンといったものが知られています。

ろーずひっぷ/ハーブティーで期待される効能・効果

利尿、強壮、緩下、保湿、収斂作用など。また、病中病後の際の体力回復や風邪などの症状を緩和させる働きがあるとされています。その他、美肌効果や便秘改善などの作用もあると言われています。尚、多量に長期間飲用することで、下痢などの症状を訴えるケースも見受けられます。