スターアニス[すたーあにす]

スターアニスの概要

スターアニスはモクレン科に属し、原産地をベトナムや中国としています。利用部位は、種子及び袋果で、常緑高木となります。ハーブティーにしたスターアニスは、刺激的で特有の芳香を有しています。苦味及び甘味が混在したような味をしていて、飲用される際、コーヒーなどに入れられたりしています。これは香り付けの目的もあり、粉末状にしたスターアニスが用いられています。呼吸器系及び消化器系に作用すると言われていて、初期の風邪などに適しているとされます。これは、スターアニスに体温を上昇させる働きがあると考えられているためです。漢方の領域においても利用されており、八角(はっかく)の名称で知られています。別名では大茴香(ダイウイキョウ)とも言われており、これはフェンネルのスパイシーな芳香に似ているためとされます。尚、すたーあにすの樹木は凡そ五年以上かけて実をつけると言われています。もともと東南アジアのみで使われていた香辛料でしたが、それがヨーロッパへ伝播し、すたーあにすと呼ばれるようになったそうです。見た目が星形になっていることと、芳香がアニスに似ていたことが名称の由来とされています。

すたーあにす/ハーブティーで期待される効能・効果

催乳、消化促進、殺菌、制吐作用など。また、風邪や咳などの症状を穏やかにする働きや、腹痛を緩和する作用などもあるとされています。