コルツフット[こるつふっと]

コルツフットの概要

コルツフットはキク科に分類され、利用部位は、花と葉部になります。ハーブティーにしたコルツフットは、主に、気管支炎や風邪などに起因する咳や喘息などの症状に対して、その改善目的で利用されています。近年では、免疫系を刺激する作用も指摘されています。その他、消化不良や食べ過ぎに起因するむかつきを予防したりする働きもあると言われています。これは、コルツフットに健胃があると考えられているところに由来するものとなっています。花は、春が訪れる頃に開花させ、その色は黄色っぽくなっています。葉は大形で、その形状は心臓形になっています。多年草に属し、古くから利用されてきたハーブの一つとなります。コルツフットの有効成分では、精油、フラボノイド、タンニン、イヌリン、ピロリジジンアルカロイド、ファラジオール、苦味質、そしてミネラル類である亜鉛などが知られています。こるつふっとは、古くから呼吸器系疾患に用いられてきた経緯があり、強い去痰と鎮咳があることで知られています。尚、日本ではフキタンポポの名称で広く知られています。

こるつふっと/ハーブティーで期待される効能・効果

去痰、健胃、鎮痙、鎮咳、利尿、強壮作用など。尚、妊娠中の方、或いは授乳中の方は、こるつふっとの利用を控えます。また、継続しての利用も控えた方が良いと言われています。その他、稀にキク科の植物に対してアレルギー反応を示す方もおられます。こういった方は、その摂取を中止します。