メドゥスィートの概要
メドゥスィートは馴染みやすい味を持っており、含有されるサリチル酸に鎮静及び解熱の働きがあると言われています。この成分はアスピリンの製造にも使われており、メドゥスィートの花の蕾部に含有されていることで知られています。かつては、香りを有する植物として、床に敷かれて利用されていたこともあるそうです。利用部位は、花及び葉部となります。ハーブティーにしたメドゥスィートの芳香は、人々に好まれる傾向にあります。飲用する際は、単独或いは他のハーブと組み合わせて、普通のお茶と同様に飲まれています。胃酸過多による刺激を緩和する働きがあるとされていますが、これはメドゥスィートに制酸作用があるとされているところに由来しています。これが、消化器系の潰瘍や胃炎、そして胸焼けといった症状を穏やかなものにすると言われています。また、利尿があるとされることで、浮腫みなどにもめどぅすぃーとが有効とされています。更に抗菌性も有することから、尿道炎や膀胱炎に対しても役立つと考えられています。その他、風邪に対しても有効とされており、これは解熱及び発汗作用を有することに起因します。有効成分では、精油、粘液質、フラボノイド、タンニン、サリチル酸塩といったものが知られています。尚、日本では西洋夏雪草(せいようなつゆきそう)とも呼ばれています。
めどぅすぃーと/ハーブティーで期待される効能・効果
解熱、殺菌、利尿、鎮痛、抗炎症、発汗、収斂、消化促進作用など。また、リウマチなどの症状も軽減させると言われています。その他、胃酸過多を緩和する働きなどもあるとされています。尚、アスピリンに対してアレルギー反応を示す方は、その利用を控えます。