パッションフラワー[ぱっしょんふらわー]

パッションフラワーの概要

パッションフラワーは日本でトケイソウと呼ばれているもので、その名称は時計の文字盤によく似た花を持つところに由来しています。一方、「パッションフラワー」はキリストがはりつけにされた際の受難に因んだ名称とされています。パッションは受難を意味します。パッションフラワーでは、不眠症に対する作用が知られていて、中でも神経に起因する不眠に対して効果を発揮すると言われています。また、緊張に根ざす頭痛などがある際にも有用とされていて、別名では天然の鎮静剤と呼ばれているそうです。芳香は、草のようでクセのない風味になっています。やや苦味を有するものの単独或いは他のハーブと併用して飲用されたりしています。通常、薬が習慣性のものになってしまうとその効き目は薄れていきます。また、鬱症状を惹起する可能性もあると言われています。天然の鎮静剤と呼ばれているパッションフラワーには、そのような副作用などの問題は無く、自然に睡眠へ誘引するとされています。その他、リラックス効果もあると言われていて、緊張感や不安感を生じた際などに薦められています。ぱっしょんふらわーは、トケイソウ科に分類されていて、アメリカを原産地としています。利用部位は、葉、花、つるなどで、多年草となります。ぱっしょんふらわーの有効成分では、青酸配糖体やアルカロイド、フラボノイドといったものが知られています。尚、和名はチャボトケイソウと言います。

ぱっしょんふらわー/ハーブティーで期待される効能・効果

鎮痛、鎮静、利尿、抗痙攣作用、リラックス効果など。また、発作性てんかんや喘息などの症状に対しても有用に働きかけると言われています。尚、妊娠中の方は、その利用を避けたほうが良いと言われています。