ワイルドストロベリー[わいるどすとろべりー]

ワイルドストロベリーの概要

ワイルドストロベリーの香りには、苺(いちご)のようなフルーティーさはありません。草或いは番茶を彷彿させるような香りになっていますが、味にはクセが感じられません。一般に、強い癖を有する、他のハーブと組み合わせて利用されるケースが多いとされます。ワイルドストロベリーは体全体に影響を与えるハーブとして知られていて、特に胃腸の調子に作用すると言われています。例えば、感染症や炎症などがこれにあてはまり、また、消化器系の下痢などにもワイルドストロベリーが有効とされています。更に、腎機能を活性化させる働きがあると言われるところから、リウマチや通風などにも有用に働きかけるとされます。その他、貧血を防ぐ働きや風邪に起因する熱などにも役立つとされています。ワイルドストロベリーは、バラ科に属し原産地をヨーロッパなどとする多年草になります。有効成分では、粘液質、ペクチン、サリチル酸塩、クエン酸、精油、そしてビタミンや糖質といったものがあります。日本ではエゾビイチゴとも呼ばれています。

わいるどすとろべりー/ハーブティーで期待される効能・効果

食欲増進、利尿、収斂、緩下、肝機能亢進、解熱作用など。また、リウマチや下痢、胃炎といった症状を軽減させる働きや、消化器系の異常を改善する働きなどがわいるどすとろべりーにあるとされています。その他、リラックス効果などもあると言われています。