チャイブ[ちゃいぶ]

チャイブの概要

チャイブは排水の良い土壌に好んで生息しており、原産地をアメリカなどとしています。チャイブはユリ科に属する多年草で、利用部位は葉部となります。日本では蝦夷葱(えぞねぎ)や西洋浅葱(せいようあさつき)とも言われています。チャイブの近縁種は浅葱とされていて、その風味もあまり変わらないものとなっています。同種とされるものでは、韮(にら)や大蒜(にんにく)などが知られており、いずれも栄養価が高く、チャイブもこれらと似たようなものになっています。ただ、刺激臭などは、韮や大蒜に比較すると穏やかなものになっているため、通常の浅葱と同じく、さまざまな料理に用いられています。ハーブティーにしたちゃいぶは、風味も浅葱と良く似たものになっています。その芳香には、消化を促す働きと共に、食用を促進させる作用もあるとされています。このため、多くは食事の際に飲用されるお茶の一つとして利用されています。また、貧血の予防目的でも飲用されており、これはちゃいぶに鉄分及びビタミンCといった成分が豊富に含有されているためです。更に、インフルエンザや風邪などの症状に対しても有用とされています。その他、頭痛、それに伴う発熱といった症状に対しても飲用されています。

ちゃいぶ/ハーブティーで期待される効能・効果

消化促進作用、食欲増進作用、貧血予防など。また、インフルエンザや風邪といった症状に対しても有用に働きかけると言われています。更に、鉄分やビタミンCの補給源としても役立ちます。