イエロードックルート[いえろーどっくるーと]

イエロードックルートの概要

イエロードックルートはややスパイシーな芳香を有し、飲用した際の味はほとんど感じられません。飲用後にやや苦味の余韻が残ります。日本では、ナガバギシギシとも呼ばれていて、帰化植物となるイエロードックは、日本各地に見られます。荒地においても育ち、非常に強い繁殖力を持っています。良く知られる作用は、胆汁の分泌を促す働きで、肝機能を亢進させる作用があると言われています。また、含有される成分にアントラキノンといった物質があるため、これが腸を刺激して、便通を改善すると言われています。同じ機能を有するダイオウの代わりに用いられるケースも見られますが、ダイオウに比較すると穏やかな働きとなります。イエロードックルートはタデ科に属し、利用部位は、根となります。原産地をアメリカとしていて多年草となります。イエロードックルートの有効成分では、アントラキノン配糖体をはじめ、タンニンやシュウ酸、そしてミネラルである鉄分などが知られています。

イエロードックルート/ハーブティーで期待される効能・効果

いえろーどっくるーとでは、胆汁分泌促進、便秘及び貧血の改善、体質改善、浄化、収斂、抗菌、緩下、利尿、強壮作用など。尚、過去に腎臓結石を患ったことのある方は、その利用に注意が必要とされています。また、子供に対しても、その利用を控えます。